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ごあいさつ

青森県アスレティックトレーナーの会 会長 近江俊正

 

2023年度総括

 会員の皆様におかれましては、日頃当会の活動にご理解とご協力を賜り誠に感謝申し上げます。

2020年1月から猛威を振るった新型コロナウィルスが昨年5月に感染法上2類から5類感染症に位置付けされました。それに伴い日常生活の行動規制も個人の判断に委ねられるようになり、スポーツの現場では各大会が通常開催されるようになってきました。

2026年開催の青森国スポをふまえ各競技団体も競技力向上へエンジンがかかり始めてきたように思われます。帯同競技も国体に関しては18競技に増えており、初期の段階ではコミュニケーションや競技特性への取り組みが問題になっているように思われました。

 令和5年度に関しては夏の猛暑が、選手をはじめトレーナーのコンディションにも大きく影響したように思われます。自転車競技においても熱中症で倒れた選手が1名おり、競技会場によってはトレーナー自身の体調管理も難しい事例もありました。今後は暑熱対策も重要と思われます。また、競技会場にスパインボードやスクープストレッチャーなどの頭頚部の固定機能が備わった救急搬送用具だけでなく松葉杖すらも常備されておらず、各会場での負傷者への対応がまちまちであり、トレーナーとしても事前のチエックが必要と思われます。スパインボード使用に関しては、今後さらにトレーニングが必要と思います。

 今年度から国体参加前にアンチドーピングの研修が義務づけられるようになり、スポーツファ―マシストの協力の下、研修会を開催しているところでありますが、トレーナーの立場からも選手に対してさらなる啓蒙・啓発が必要と思われます。

帯同競技が増える中スポーツドクターとの同伴も増えておりドクターとの円滑な連携も重要であります。

 かごしま国体では現場での様々なアクシデントがあった報告を聞いておりますが、トレーナーの仕事はまさにアクシデント、トラブルのへの対応力だと思っております。

 会員の皆様のご尽力に感謝申し上げます。

2024年度活動方針

 2026年開催の青森国スポが目前に迫ってきております。今後2年間の活動で山場を迎えることとなります。また、日本スポーツ協会公認AT養成講習会のカリキュラムの変更に伴い当会でも対応してゆきたいと思います。

 

  • 年開催予定の青森県国民スポーツ大会において、青森県が目標とする天皇杯皇后杯獲得に向けた競技力向上に寄与する。

  • 女性アスリートの競技力向上に関する研修でレベルアップを目指す

  • ドクターとの連携を円滑にする

  • 救急搬送の技術を高める

  • 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー養成講習会への受講者を推薦する。

 

 

今年度は、以上を項目として挙げ活動してまいりたいと思います。会員の皆様のご協力よろしくお願いいたします。

 

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